スポーツ指導におけるコーチングマインド

コーチングを行なうに当たり大切なことは、コーチングマインドです。

コーチングマインドとは
相手の中に答があると信じること
相手を応援すること
です。

コーチングマインドがなければ、コーチングは機能しません。

スポーツの中で、暴力行為が起こるのも、指導者がコーチングマインドを持っていない可能性が大きいです。

スポーツでもビジネスでも、知らないことについてのティーチングは必要です。
相手の中に答がないからです。

初心者や初めて行う事に対して、知らない ということは当たり前です。
当たり前としてうけとめて、同じ目線で指導することが大切です。

あなたも、最初の頃はどうだったでしょうか。

 

指導者であるあなたの目的は何でしょうか。

コーチングとは、私と相手の相互の成長を促すコミニケーションのスキル という定義を私は行なっています。

成長ではなく、結果を目的とすると 関係性が崩れて、考え方がネガティブに変わり、悪い行動に走る可能性が大きくなります。
その結果、成果が出なくなります。

 

このことは、MIT のダニエル・キムが、組織の成功循環の中で語っています。

結果を目的にすると良い結果が出ないバッドサイクル(BAD CYCLE)になります。

①結果の質:勝てない・記録が上がらない
②関係の質:対立が生じ、押し付け、命令・指示が増える。萎縮する
③思考の質:アイデアが出ない、依存体質、
④行動の質:自発的・積極的に行動しない
⑤結果の質:成果が上がらない
⑥関係の質:関係がより悪区なる、なすり合い、自己防衛

 

関係性を目的にすると自発的な行動による結果が生まれ、グッドサイクル(GOOD CYCLE)になります。

①関係の質:リスペクトし合い、結果を受け入れる、一緒に考える
②思考の質:気づきがあり、共有され、当事者意識を持つ
③行動の質:自発的・積極的にチャレンジ・行動する
④結果の質:成果が出る
⑤関係の質:信頼関係が高まる
⑥思考の質:ポジティブな思考になる

 

目標は、結果を求めると言うことでもかまいません。
明確な、目標があれば、ゴールに向かって進むことが出来ます。

目的は、選手と自分自身の成長であると言うことを忘れずに行動することが大切です。

選手は、自分自身の中に答を持っています。
選手を応援する気持ちを持って接することが、自分と選手の成長に繋がります。

グッドサイクルで回すことが出来ます。

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