認める スキル
銀座コーチングスクールでは、コーチングを5つのスキルに分けています。
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の5つです
認めるスキルは、最初とっても大切なスキルです。
それはなぜでしょう
人は、認められるととても安心感を得られます。
マズローの5段階欲求というのがあります
ビジネスセミナーでご紹介させたいただいています。
人には5つの欲求があり、図の下から順番に満たされていくというものです。
承認欲求は上から2番目です。
認めたい、認められたい、という欲求が満たされると
自分らしく生きたい、成長したいという欲求に進むことができます。
認められないとどんなことが起こるでしょうか?
自己肯定感が下がり、集中できなくなったり、やる気がなくなったり
向上心を失ったり、無関心になったり、問題行動を起こしたりします。
あなたの周りにもそんな方はいらっしゃいませんか?
ではどうしたらよいでしょうか?
銀座コーチングスクールでの 「認める」スキルの目的は、
「相手に安心して話してもらう」
です。
つまり、信頼関係が築かれます。
具体的にはどうすればというと、3つの承認方法があります。
- 存在承認
- 成長承認
- 成果承認
1.存在承認とは、
あなたがそこにいますよ という承認です
あいさつをする。名前を呼ぶ、目を見て話す、などです
普段は何気なく行っていることですが、逆に全くされなかったらどうでしょうか?
評価したり、比較したりせずにそのまま見えていること感じることを話します
2.成長承認とは
人は、なかなか自分が変化したことに築きません
自分の変化を伝えてもらえること、自分のことを見てくれていると感じるができます。
たとえば、私の家内は頭をセットした後に、セットしてきたんだ と言わないと機嫌が悪くなります。
そこでのポイントは、変化した事実だけを伝えることです。
きれいになった とかの主観を入れると、大変なことになります
変化を伝えることは、存在承認よりも、安心感、信頼感が生まれます。
3.成果承認
コーチングのテーマとして取り上げる事柄には、目標達成と問題解決があります。
これらのことを完了したときにその事実を告げられると、自信や次への意欲が生まれます。
ゴールを目指す過程では、小さな成果や気づきもいっぱい生まれることでしょう
最終的な結果だけではなく、その過程でできたこと、
成長したこと、ポジティブな気持ちの変化などを認めることも認められている安心感が得られます。
「ほめる」はやらない
「ほめる」とは、相手の良い点や上げた成果(好ましい事実)を取り上げ、相手を肯定的に評価し、それを伝えることです。
「ほめる」に対して「認める」は、事実・存在をそのまま相手に伝えることであり、肯定・否定に関わらず評価を含みません。
「ほめる」には、主観が入ってきます。また、
こころからほめるのであればよいのですが、目的を持ってほめると、相手は気づきます。
認める時には、主観を入れず、評価、比較を行わないように認めましょう
認めるの目的は 「相手に安心して話してもらう」です
さらに詳しく学びたい方は、銀座コーチングスクール スタンダードクラスA でご紹介しています。
また、体験講座でも体験できますので、学びの場へ、学びの仲間たちの輪に参加してください。
https://www.ginza-coach.com/school/area03/fukui.html
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