基準

あなたの会社の基準書はありますか?

基準が明確になっている会社は、ベースがしっかりしています。

日本のものづくりが優秀なのも、JISやIECを基準としたモノづくりを行っているからです。

それらの規格を基準にモノづくりを行う事は大切ですが、コスト、納期、等を考えて、利益を出すために基準が必要です。
例えば、工作機械でいえば、1/1000 ミリの加工精度を出すためには、1/10000ミリの加工精度を出すための基準が必要になって来ます。コストはかかりますが、品質を上げる事によりより大きな利益を上げる事が出来ます。
逆に、板金を中心としたコンベヤなどの機械では、1ミリ程度の基準でモノづくりが出来ればコストも安く作れて利益も上がります。

基準書にもいろいろなものがあります。
モノづくりの為の加工・製作にかかわる基準書
切削、切断、溶接、塗装、めっき、などの基準

機械を構成する要素の基準
ねじやチェーン、油、などの基準

加工物の基準
軸、フレーム、板金、などの基準

製品の材料に関する基準書
鉄鋼材料、プラスチック、非鉄材料、などの基準

環境に関する基準書
冷凍環境、クリーン環境、CO2搬出量、などの基準

製品の基準
コンベヤ、切断機、その他製品、などの基準

作業の基準
組立、検査、メンテナンス、販売、などの基準

教育基準
安全基準

などなど

基準があれば、同じ品質、同じコスト、同じ納期、で、違う人間が行っても同様の製品が作られます。
更に、基準があれば、そこからの改善も行う事が出来、コスト、品質、納期、安全、の向上を継続的に行う事が用意となります。
ものづくりの視点が固定するからです

今年は、あなたの会社の基準作りに挑戦してみませんか?

 

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