春の甲子園大会オンライン 3月14日
昨年は、高校野球は、春・夏 ともに甲子園大会が中止になりました。
他のスポーツでも、秋の大会までは中止になった大会が多いのではないかと思います。
春・夏の甲子園大会が中止になった時に、球児たちに
甲子園に出場するという目標は失ったけれども、人生の甲子園を目指してほしい
ゴールのその先にある、目標、高校野球を3年間続けたその目的を達せしてほしい
そんな気持ちから始めたのが、夏の甲子園大会オンライン でした。
何を行うかというと、甲子園にかけてきた思いを動画やプレゼンで観客のぶつけてもらおうという企画です。
5月に大会の中止が決まってから、8月9日の大会当日まで、短い期間に準備をして、開催当日にこぎつけました。
100人近い観客のもとで、8校の高校が、自分たちの甲子園を語ってくれました。
今回は、春の甲子園大会です。
本来の甲子園の春の大会は、夏の大会と違い秋に21世紀枠を除いてほぼ決まってしまいます。
夏の大会は、ほぼ 大会の1か月前ぐらいから、予選を行っています。
ここが大きく違います。
秋と春の間には、何があるのか?
冬があるんです。
秋の大会で敗れたチームは、次の夏の甲子園まで、出場をかけた戦いがありません。
冬の間のモチベーション維持、マインドセットが厳しいのです。
この間に高校野球をやめていく選手もいるといいます。
そこで、春の甲子園大会オンラインでは冬の間の野球に対する気持ちや、なぜ甲子園を目指すのか?
そして、夏の甲子園に向けて、冬の間に何を行うのか そんなテーマで、発表してもらいます。
なぜ 君たちは甲子園を目指すのか?
その過程で、いったい何を手に入れるのか?
手に入れたものは、その後の人生にどんな影響を与えるのか?
3年間、野球を続けられたのは、何があったからなのか?
そんな質問を球児たちにぶつけてみたい
この大会は、発表するだけではありません。
審査員と観客による順位が付けられます。
プレゼンの力、伝え方、内容、・・・・
夏の大会では、審査員が評価を話すときに涙ぐむ、そんなシーンも見られました。
3月14日 13:00 から、3時間ほど 春の甲子園大会オンラインを行う予定です。
参加校も8校が決まりました。
北は北海道から南は愛知県までです。
初出場校も4校あります。
球児だけでなく、指導されている監督や顧問の先生の熱意も伝わってきます。
部活という教育の場を活かしたいそんな思いも伝わってきます。
どんなことが飛び出すのか、3月14日が楽しみです。
目的としての甲子園、人生の甲子園は生涯続いていく。
人生の勝利者になるために。誰もが社会に出て、今まで野球で培った事がまるで通じないと思う時もある。
真の勝負は、その時に立ち上がることから始まる。
大会の情報は、こちらから
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