言葉のかけ方

指導者として、選手が上手く行動できなかったときに、どんな言葉掛けをしているでしょう

例えば、野球でエラーをしてしまった時

なぜできないんだ?
やる気はあるのか?
なぜ失敗したんだ?
どうしてそんなことするんだ?

などの言葉を使っているのを聞いたことはないでしょうか

この言葉掛けをされると、選手はどんな気持ちになるでしょう。
萎縮してしまいます。
すると、選手は自分の持っている力を出し切ることが出来るでしょうか。

では、どんな言葉をかければ良いでしょう

どうしたかったの?
どうして上手く出来なかったんだろう?
どこを意識してたの?
今度はどうする?

という言葉をかければどうでしょう

選手が上手く行動できなかった時、
結果についての言葉をかけるより、
結果を次に生かす言葉掛けをするように
お話しをさせていただいています。

結果についての言葉掛けは、指導者自身の情報収集のための言葉掛けです。
次に生かす言葉掛けは、選手に考えてもらうための言葉掛けです。

結果についての言葉掛けは、選手がネガティブな気持ちになりがちです。
次に生かす言葉掛けは、選手をポジティブな気持ちにさせます。

結果についての言葉掛けは、緊張を生みます
次に生かす言葉掛けは、心に余裕を生みます

結果についての言葉掛けは、次に同じ事が起こった時に、悪いイメージを思い起こさせます。
次に生かす言葉掛けは、、次に同じ事が起こった時に、対応がしやすくなります。

人間は、1日に7億回の判断を行っていると言われています。
全ての判断を覚えていられないので、無意識の領域にしまい込んでいます。
同じ現象が起こった時に、無意識の領域から過去の事が呼び起こされます。
どちらの言葉掛けが、選手にとって有意義な言葉がけでしょうか

選手のための言葉掛けを行いたいですね。

言葉掛けを学びたい方は、下記の研修にお越しください。

『スポーツコミュニケーションBASIC1研修』がJSPO更新研修に認定されています

 

 

 

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