選手を認めよう
先日の北陸中日新聞に愛工大名電高校卓球部の今枝監督の記事が載っていました。
監督というのは、威厳に満ちた怖い監督であるべきだ と思い込んで、選手に厳しく当たっていた時期があったという
それは、自分に余裕のなさの裏返し と語っている。
勝つ事 を使命として戦っているスポーツ指導者は多いと思う。
しかし、勝つ事を目的すると、いろいろな障害が生まれてくる。
今枝監督は、常に俺が正しい から まずは選手を認めよう に思考を変えたことにより、高校総体で、19年ぶりの優勝を達成しました。
指導の方法も、優勝に手が届かない自分を認めて選手に話し、相談するように話す様になったそうです。
コーチングマインドを実感しながら自己変容を行なっておられたように感じました。
同じように、コーチングマインドを持って、選手との関係性を大切にして結果を残しているのが、駅伝で箱根を制した大八木監督です。
厳しい監督から、コミュニケーションを大切に、朝練に顔をお出すことから初めて、自己変容されました。
5連覇達成の東京医療保健大監督の恩﨑監督もそうです。
怖い監督から、選手のワクワクを目的に変えて目標を達成しています。
怖い、厳しい、自分中心、自分が正しい、を乗り越えた指導者が、勝利を手にしています。
目標は、勝つ事かもしれませんが、目的を勝つ事から、選手の育成や社会貢献に変えた指導者が目標を達成しています。
目標は一瞬、目的は一層です!