伊藤美誠選手の全日本選手権
石川佳純選手と伊藤美誠選手の全日本選手権は、見ごたえがありました。
どちらも譲らず、ゲームカウント4対3というフルセットで石川選手が勝ちました。
石川選手も試合後に勉強になりましたといっていた、柔道の出場選手：男子66kg級 丸山城志郎 選手と阿部一二三 選手の試合に似たような感覚を覚えたのは私だけでしょうか？
ライバルがいて、自分の力を出し切れるというのは素晴らしいことです。
伊藤美誠選手は、試合後に「自分自身がやることを固めてしまった」といっています。
そして、次に向けては、今回楽しめたのは良かったと思うんですけど、強いて言えばいろんな頭を持って臨みたいです。 といっています。
伊藤選手は、【考える】ことを大切にしてきました。
私たちの日本スポーツコーチング協会では、選手には「インテリジェンス」が必要だといっています。心技体+インテリジェンス 考える力が必要です。
今までのスポーツでは、コーチや監督の言うとおりにプレーを行える選手を育てていた感があります。もちろん考える選手、主体性のある選手を育てている監督やコーチもたくさんいらっしゃいます。
ジャーナリストの島沢 優子が書いている、 世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス という本の中に伊藤美誠選手のことが書かれています。
中学ぐらいから、監督と試合の動画を見るようになり、動画についてノートに書きだすようになった。ノートに書きだすと、ノートに書くためにいろいろ考えるようになった。
書き出すことが、伊藤選手にとって考えること、インテリジェンスを持つことに繋がったのでしょう。
書き出すことについては、監督から指示されたわけでもなく、自分で、好きなように始めたそうです。指示しないで、自分から行うまで待つ監督も素晴らしいです。
私たちのスポーツ指導者資格研修の中で、主体性を持った選手を育てるために具体的な方法を参加者に質問しています。
書き出す、という方法は、その答えの一つなのだと、伊藤選手を見ていて感じました。
私が関わっている野球の学童チーム。山の中の小さな小学校のチームです。
冬の間は、雪が降ったりでなかなか集まって練習ができません。
そこで行っているのは、監督と子供たちの交換ノートです。
どんな練習を行ったのか？練習をやってみてどうだったか？
という内容ばかりでなく、あいさつを行ったか？お手伝いうぃしたか？などの内容もやり取りしています。
小学1年生からの子供たちに主体的にというのは、壁が高いですが、書くことでアウトプットすることで、子供たちの「考える」ことが習慣になってほしいと感じてます。
伊藤美誠選手ですら、試合中に固まってしまいます。
失敗は、成長する最大のチャンスです。
オリンピックでの考えて活躍する伊藤選手の活躍が楽しみです。
私たちも、もっともっと考えて、臨機応変な対応ができる選手たちを育ててゆきたいですね。
主体的な選手を育てたい、コミニケーション力をチームに取り入れてチームの力を最大化したいを感じている方は下記までご連絡ください
メール： info@panproceed.com
スポーツコミュニケーションBASIC１研修は下記よりお申し込みください。
「指導者が選手・チームにどう関わればいいのか?」 を具体的にご提案します
スポーツコミュニケーション BASIC 1 研修 2/14 福井開催https://www.kokuchpro.com/event/7483c584fcc91e3e98c64163bd1725e5/
香川： 3/6(土) 13:30~16:40／ 香川県教育会館ミューズホール
https://www.kokuchpro.com/event/fb7e90677a0e9f407723ba0823f709b4/?fbclid=IwAR2- Ut0e_lhZNLlKlug8eZVU6UwmbJurjqv1WPO0gwVj6VaKWiVCm3oo0Iw
愛媛： 3/7(日) 13:30~16:40／ 愛媛県民文化会館
https://www.kokuchpro.com/event/130165172712009838a99c9b1b435dd8/?fbclid=IwAR0AZv_V2Odw9UnqsesYwICGCBn407b2W2K6R7I20_vUp2kY UeqnCeY5rXA
スポーツコミュニケーション BASIC 1 研修 3/20 金沢開催
https://www.kokuchpro.com/event/3a4ad5484f62eb466f83a921bad46a46/
スポーツコミュニケーション BASIC 1 研修 3/27 敦賀開催
https://www.kokuchpro.com/event/4ee17f16d6b5227dd47d04edcc6d93ee/
