オリエンテーション(1)

オリエンテーションって何か知ってますか?
新入社員で会社に入った時や学校に入った時に行われるあれです。

オリエンテーションで何をやっているか?
私が大学に入って時に初めてオリエンテーションという言葉を聞きました。
大きな講堂で、大学の説明や、ルール、など大学での過ごし方などを聴いたように思います。

つまり、オリエンテーションとは
新たなことを始めるために今後より良く進めるための準備

という事です。

 

ビジネスやスポーツでも、このオリエンテーションは大切です。
コーチングも同じく大切です。

 

コーチングでは、たとえば、
コーチとクライアントの関係性や、ルール、何を行うかなどを話します。

ビジネスやスポーツで、オリエンテーションはほとんど行われておません。
会社に入る時には行うかもしれませんが、自分の部署に配属された時、新しくチームに入った時などにオリエンテーションを行っている指導者は、ほとんどいません。

強いチームを創る時に必要なオリエンテーションとは何を話すのでしょう?
部下や選手に話すことは

具体的に話をする
自分を知ってもらう
情報を共有する

などです。

 

オリエンテーションで何をするのか?
①信頼と親密の関係を築く  関係性を築く
②同意を取り交わす。    ルール・目標
③データベースを整える   個性

 

オリエンテーションをしないで指導をするとどうなるでしょうか?
指導者の方に聞いてみました。
・不満を持つ    ・迷う→不安     ・恐怖心
・やめる      ・故障する      ・不信感を持つ
・反発する     ・勝手な行動をとる  ・諦める
・つまらなくなる  ・顔色を見る     ・モチベーションが下がる
・成果が得られない ・協力しない     ・足を引っ張る
・解雇       ・陰口が増える    ・休む(仮病)

まだまだあるかもしれません。
それだけ、オリエンテーションって大事です。

ではなぜ、指導者はオリエンテーションをおろそかにするのでしょうか?
・そもそも自分がされた経験が無いので知らない
・やり方を教わらない
・やらないことで起こる弊害を知らない
・緊急性がない
・やらない方がラク 面倒くさい
・高い能力を求められる
・文化的な背景(画一性の高い文化)・・・

日本では、画一性が重要視されてきました。
オリエンテーションを行わなくても、何とかなります。
アメリカではどうでしょうか?
多様性の文化の国アメリカでは、オリエンテーションが必要です。
日本で、オリエンテーションが行われにくい理由は、ここにあるのかもしれませんね。

オリエンテーションで指導者は、部下や、選手のために 個性を活かすためにデーターベースを整えます。
データベースに書き込むものは
夢、希望、目標、サポート、ライバル、経歴、憧れ、性格、タイプ など

これらを作ることで、部下や選手の個性を伸ばし、強いチームを創る事が出来ます。

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