21世紀型のリーダーシップ
私のビジネスセミナーで最初にご紹介させていただいている3つのポイント
1. P=P-I の法則
2. P.PC バランス
3. 21世紀型のリーダーシップ
今日は、
3. 21世紀型のリーダーシップ
についてです。
21世紀型 という事は、20世紀型があるのでは?
そうなんです。
20世紀型リーダーシップ
個性的で、強い指導力で引っ張っていく。
そんな、イメージでしょうか?
そして、リーダーの下にはフォロワーがいて、さらにその下にフォロワーがいる。
ピラミッド型の組織の中で、自分の能力で、部下たちを引っ張っていくイメージです。
ただ、このようなピラミット型の組織だと、リーダーがこけると皆こけてしまう。
変化のはげしい昨今、リーダ–が判断を間違えると、大変なことになります。
20世紀は何があったかを考えてみてください。
人・物・金 を求めていた時代です。
誰かが、目標を決めて、その人についてゆく。
その方が、とてもやりやすかった時代です。効率を求めた時代です。
いわゆる、画一性の時代、個性はいらなかったんです。
大量生産で、同じものを、たくさん作ることによって、コストを下げ、品質を保つ、短期間で作る。そんな時代でした。
自分で、目標や生き方を決めなくてもいい時代です。
そんな人が、さらに生産量を上げようとすると、残業を増やすしかありません。
仕事の量=個人の能力+個人の能力 足し算です
たとえば、個人的にみると
20歳までは、教育の時代です。誰もが大学に行きました。
60歳までは、会社から仕事を与えられて働けばよい、会社が目標を決めてくれました。
それからあとは、国が年金を払って、生き方を決めてくれました。
考えない人が増えてきました。
20世紀では、考えずについてゆく方が楽なんです。
トップの考え方についてゆく、リーダーシップが必要でした。
21世型リーダーシップ
ネットワーク型リーダー、だれもがリーダーシップをもって影響を与えてゆく。場面場面で、リーダーが変わる。
変化が激しいこの時代、この先何が起こるかわからない。その時々の場面で最適なリーダーが力を発揮するとどうでしょうか
仕事の時間の速度、仕事を進める能力は、格段に高まっています。
すべてを無難にこなせるより、専門的な能力が今の多様性の時代では求められています。
専門的なリーダーが、お互いに影響しあいながら、チームの力を最大化する。
そんなリーダーが今、求められています。
仕事の量=個人の能力×個人の能力 掛け算です。
こんなプロジェクトをやりたい! 手を挙げてみてください、どれだけの人が一緒に頑張りたいと、手を挙げてくれますか?
そんな形が、21世紀型のリーダーです。
21世紀になると ソーシャルキャピタル の時代になります。
人々の協調行動を活発にすることによって、社会の効率性を高めることのできる、「信頼」「規範」「ネットワーク」といった社会組織の特徴 厚生労働省
人と人とのつながりが、利益につながる時代です
チームワークの良い つまり人々の協調行動が活発な組織、人と人との関係性がよいことが財産になる時代です。
話すと、どんどんやる気が湧いて行動が起こしやすいコミュニケーションをとる人と、やる気をなくすコミュニケーションをとる人では、チームの成果が変わってきます。
仲間のやる気に火をつけて、仲間の本来の力を呼び覚まし、共通の目標に向かって行動し続ける影響力をチームに与える事が出来る人、それが今求められているリーダーです
20世紀型リーダーから、21世紀型リーダーへの変革が、求められています。