21世紀型リーダーとは?

20世紀、企業に求められていたものはなんでしょうか?


20世紀初頭にに世界では何が行われていたか?


戦争の時代でした。
日本では、日露戦争を皮切りに、第1次世界大戦、第2次世界大戦が起こっています。

国や企業は、国土を広げるために、国土を守るために、戦争を行っています。

何を求めて戦争を行っていたのかというと、人、もの、金、を求めて行っていました。

侵略することにより手に入るもの、その土地に住んでいる人々、その土地の下にある資源や生産物。
そしてその土地にあるお金やその土地から生み出される資金などです。これが3つの資産です。

そして、企業が大きくなってゆきます。

大きくなった企業で、うまくいかなくなった企業が出てくるようになりました。
JRやダイエー、山一證券などです。銀行なども生き残るための統廃合が行われています。
これらの企業には何が足りなかったのでしょうか?

20世紀終盤になると、第4の資産をもとに大きくなってきた企業が現れ始めます。

その資産とは?

情報

情報をうまく使った企業、アマゾン、フェイスブック、マイクロソフト・・・。

ソーシャルキャピタル という資産です
社会との関係性 です。

 

この資産を運用できた企業が大きく伸びました。

では組織内では、何が起きてきたでしょうか?

20世紀型の組織です
ピラミッド構造の組織で、優秀なリーダー、カリスマ性のあるリーダーが求められてきました。
フォロアーたちは、リーダーの指示を聞いているだけでよかった。
問題が起こると、リーダーに相談して指示を仰げばよかった。
もの組織の欠点は、組織が大きくなると、問題が起こってから行動までの時間がかかるということです。

今の行政機関にも、この傾向が多くみられるのではないかと感じています。
でも、変えられないんですね。
この組織の場合、上にいる人たちは、自分の成功体験を基準にしているから

では21世紀型の組織とは?
だれもがリーダーになる。
ネットワークのような組織です。

リーダーは、20世紀型と違い。1人ですべてを決めるのではなく、
自分の得意な分野でのリーダーとなります。
そこに、リーダーのスキルとは違う分野の人が、サポートする。
そんな形の組織が、求められます。
それはなぜか?

20世紀に比べ、情報量も多く、いろいろなスキルが必要になっているからです。
短時間で処理しなければならなくなってきているからです。

短納期、高品質、低コスト、

この状況をうまく乗り越えるには、21世紀型の組織、21世紀型のリーダーシップが必要になってきています。

新型コロナを乗り越える一つのヒントがここにありそうです。

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