【安全】 リスクアセスメントシート
コスト、品質、納期、安全
この中で一番優先すべきものはなんでしょうか?
それは、安全 です。
製造業では、製品に対する安全と、自社作業の安全の2つの側面があります。
販売する製品については、昨日のブログでご紹介しました。
https://panproceed.com/1235-2/
自社作業の安全はどうでしょう
購入した機械に限らず、工場の中は危険でいっぱいです。
残留リスクの低減には、リスクアセスメント表で対応します。
リスクアセスメントとは、危険度の評価です。
危険の項目を拾い出し、危険の見積もりを行います。
すでに実施している災害防止対策とリスクの見積り
追加のリスク低減措置案と措置後のリスクの見積り
リスク軽減処置の Before and after ですね
危険の見積もりは、3つの項目の足し算で行います。
危害の大きさ+危害の頻度+危害の発生率=危険の優先度
その答の大きさで、危険の優先度を決めます。
こんな感じです
+
+
=
詳しくは、厚生労働省から出てるリスクアセスメントシートの作り方を参照ください。
it070501-1d.pdf (mhlw.go.jp)
業種や、環境によっても項目が違うので、作成時には自社に合った項目を作ることが必要です。
前職では、
期首にアセスメントの提出を行いました。
また、ヒヤリハットの報告があると、アセスメントシートの見直しや追記を行い提出していました。
面倒な作業ですが、危険に対する職場ごとの危険の基準が明確になります。
対策も誰でも対応できるように、だれもが見れるようにしておくことが大切です。
ただ作るだけでなく、職場のみんなが周知していることも大切です。
よくあるのは、リーダーや担当者が背す麺とシートを書いて提出していることです。
また、リスクの見積もりの結果がぎりぎりアウトの時に、数字を書き換えてしまいこともあります。
リスクの見積もりを行うときには、3人以上でシートの作成を行うことも大切です。
安全をどうとらえているのか?
会社の風土やリーダーの資質、コミュニケーションの不足などで、せっかくの安全を守り作業が意味を失うことになります。
安全は、すべてに勝る です。
あなたの会社の安全を確認してみませんか?
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